【適応障害体験記②】〜発症〜

適応障害の記録

自身の適応障害の経験をもとに、その時の考えや感情を、記憶が曖昧になる前に書き記すことを目的に、「体験記」としてブログに書くことにしました。

体験記① 発症するまで はこちら 

http://【適応障害体験記①】〜症状前〜 https://higurijohn.com/taikenki1/

第3章 2020年10月末頃 異変

自分で自分を納得させることで、多忙な毎日を何とかこなしていました。

いつものように仕事をしていると、ある時急に視界が暗くなりました。

パソコンの画面が暗く見えたり、部屋の中も暗い感じがします。目がチカチカする感じで、少し目を休めるとすぐに治ったので、あまり気に留めずにいました。

しかし、それからはたまに同じような事が起きるようになりました。

それとほぼ同じタイミングで、偏頭痛が発症します。

それまでは風邪を引いても頭痛になった事がなかったので、自分にショックを覚えました。少し考え事をし過ぎたり、天気が悪かったりするだけでコメカミが痛くなるようになってしまった…と。

とはいえ、日常は止まってくれません。

「まぁ体調が万全ではないのはよくあること。今までどこも不調にならずに仕事をして来れてた分、疲れが溜まってきたのかな」程度に考え、市販の目薬と頭痛薬を調達して、症状が出て来たら薬で対処しつつ、忙しい毎日を継続し続けました。

もしこの時に、「しっかりと休むこと」「脳を休養させること」の大切さを理解していれば、市販薬に頼らずに、現状を変える努力をしていたでしょう。今ならそれができます。

ですが、当時の私にはその選択肢はありませんでした。自分へのプレッシャー、周囲からのプレッシャーを一人で背負い込んで、「何としても自分が頑張らなければ」という思いしかありませんでしたので。

第4章 2020年11月〜21年1月 眠れない 

その場しのぎの対処で、ハードワークを継続していましたが、少しずつ仕事のパフォーマンスに影響が出てきていました。

まず、朝起きても疲れが取れていない感覚があり、すぐに仕事モードに切り替える事が難しくなっていました。

日中は相変わらずの打ち合わせ地獄なので、結果夜にしわ寄せがいき、寝る時間がどんどん遅くなりました。それがまた翌朝の疲れにつながり、朝が辛く、仕事モードになれず・・・という悪循環に入っていました。

更に、夜寝ようと布団に入っても、直前までパソコンをカタカタしていたせいか、なかなか寝付けないようになりました。

布団の中で翌日の予定を頭の中で整理したり、会議のシミュレーションをしてしまい、送り忘れたメールや中途半端にしてしまった準備等が次々と頭に浮かび、それが気になって寝る事ができず、またパソコンを開いて仕事をしてしまう・・・

気づいたらパソコンを開いたまま朝になっていたこともありました。

睡眠時間が足りなくなると、本当に頭が働かなくなってきます。

以前であればササっとこなしていたメールの返信や簡単な会議資料作成にやたらと時間がかかるようになり、この頃からは自分でも「思うように仕事を進められない」「このままではマズイ」と感じるようになっていました。

この時の私は、何よりも一番の問題点が「眠れないこと」だと思っていました。ちゃんと睡眠さえ取れれば、また元のパフォーマンスに戻ると信じて疑いませんでした。

過去に何度か、夜間作業の立会い対応と通常勤務のぶっ通しで30時間連続勤務をしており、その時に「睡眠不足で頭がぼーっとする状態」を経験していたので、今回もその時と同じだと思っていたのです。

しかし、今回は違いました。過去の睡眠不足は、山を越えればぐっすり休む事ができましたが、今回は仕事のペースは落とすわけにはいかず、(と自分で思ってしまっており、助けを求める事ができませんでした)やらなければいけないことは雪だるま方式で増えていくので、‘一旦ゆっくり休む’事ができません。

また、思い切って仕事を早めに切り上げて寝ようとしても、先ほどの通りでなかなか入眠できず、一旦睡眠に入ったとしてもちょっとした周囲の音や自分の寝返りでフッと目が覚めてしまい、熟睡ができませんでした。

この「寝たいけど眠れない」状態と「睡眠不足による能力の低下」は、市販薬などでどうにかする事ができず、2020年の12月頃から翌年の2月に心療内科受診を決意するまでの約2カ月間、ずっと悩まされることになりました。

こうして、泥沼にハマっていくような感覚で、以前のような達成感よりも、焦りや惨めさ、自分への失望感を強く持った状態で年越しを迎えました。

年が明けて、2021年の1月に起きた小さなきっかけにより「自分の力ではどうにもできない」と気づいて、2月5日に心療内科を受診することを決意するのです。

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